6/23 U12ナショナルトレセントレーニングメニュー伝達講習会
本日、札幌市サッカースポーツ少年団連盟主催のU12ナショナルトレセントレーニングメニュー伝達講習会がコンサドーレ東雁来グラウンドで開催され、参加してきました。
札幌市の全チームの指導者(各チーム1名以上参加)が集まり、2018年のナショナルトレセンの練習メニューの一部を体験しました。
5区ずつ左右のコートに分かれ、5種類のトレーニングメニューについて、実技のあと、ディスカッションが行われました。
1つ目 「動きながらのコントロール」では、味方からのゴール方向へのパスを、ワンタッチで前を向いてターン、ゴール方向に持ち出すのを3つのシチュエーションで練習いたしました。特に3つ目の味方のパスに合わせた動き出しは、味方とのタイミングを合わせ方、受け手の右足・左足どちらに対してパスを出すのかなど、参考となりました。
2つ目 「ボールを奪う」では、左右のゴールをドリブル通過するのをDFが阻止する練習です。パスの出し方がスローイン、コーチからのキックインのバージョンで行いました。どちらも、まずはボールが移動している間に相手に詰めること、しっかり止まることを意識することを声かけしていました。また、基本にはなりますが、DFは相手との間にしっかりと体を入れて奪いきることを意識させていました。
3つ目 「ゴールを目指す(ポゼッション)」では、3つのトレーニングで、完結するものでした。1つ目は、パス&コントロールで、ドリブルして止まった味方に対して、敵の裏に抜ける動きを3種のパターンで行いました。特に、ドリブルしている味方の状況に合わせて動き出しを行うこと、裏に出すパスを味方がスピードを落とさないように出すことなどを意識させる声かけなどを学びました。その後は、3対3+2サーバーで切り替えを意識しながらすること、5対5+サイドサーバー+GKでは、ゴールに直結するパスを意識しつつも、中央が固められている時にはサイドサーバーを利用するといった優先順位を考えて組み立てるといった内容の練習でした。
参考になった点も多く、今後の練習の中に、取り入れてみようと思います。うちのチームでは特にディフェンスの基礎が足りていないメンバーが多いので「ボールを奪う」トレーニングから始めようと思います。高学年は、ポゼッションは普段の練習の中に取り入れているので、今回学んだメニューでさらなるレベルアップができると感じました。
(下記写真は、講習会終了後の光景です。他の5区は奥のコートでまだ続いていました。指導者の皆さまお疲れさまでした。)
0コメント